第57回京都母親大会(同実行委員会主催)が1日、京都市南区の京都テルサで開かれ、「大飯原発再稼働反対の取り組みはこれから。私たち母親はあきらめない」と誓い合いました。
 府内各地から集まった950人の参加者を前に、吉田文子・同連絡会会長があいさつ。「今日1日、大飯原発3号機が起動するが、多くの国民は納得していない。原発ゼロへ、一人でも多くの女性が立ち上がろう」と呼びかけました。
 藤永延代・おおさか市民ネットワーク代表が「原発のない日本」をテーマに講演し、「自然豊かな日本には、自然エネルギーを最大限活用すれば、現在の年間発電量の13倍、12兆5000億キロワットhの電力量を生み出すことができる」と強調。原発から自然エネルギーへの転換は十分可能であり、そのための国の制度改革が急務だと訴えました。
 大会終了後、参加者約100人は関西電力京都支店前(下京区)で、大飯原発再稼働反対を訴えて、宣伝・署名行動を取り組みました。