なくそう原発美山こんだん会 「なくそう原発美山こんだん会」が24日、南丹市美山町の農業振興センターで開かれ、70人が参加。「若狭湾から原発をなくそう」「美山から大きな声を発信しよう」と誓い合いました。
 「なくそう原発美山の会準備会」を代表して山﨑康春氏があいさつし、16日の大飯原発の再稼働決定への抗議とともに○美山町は大飯原発から30キロ圏内で事故が起きれば被害は甚大で南丹市の防災パンフを見ても安心できない、美山から大きな声を広げよう○地区からの世話人で4月20日「なくそう原発美山の会」が発足したこと─などを述べました。
 続いて、「若狭原発と美山町」と題して濱本英治氏(電力労働運動近畿センター常任理事)が講演。福島原発の事故原因、若狭原発再稼働の問題点、原子力に替わる自然エネルギーを広げようとプロジェクターを使いながらわかりやすく話しました。話の中に昔たくさんあった美山の小水力発電も紹介され、記憶をよみがえらせる人もいました。
 この後、質問や懇談を行い、野田首相あての抗議文の採択、署名行動に取り組むことを確認。最後に世話人を代表して山本隆行氏が閉会のあいさつをしました。(Y)