コンシューマーズ京都は25日、関西電力大飯原発3、4号機の再稼働中止を求める要望書を内閣総理大臣あてに郵送しました。
 要望書では、安全対策について、○福島原発事故の検証、その教訓を踏まえた安全基準、安全対策が未確立○大飯原発周辺の活断層についてのリスク評価がない○周辺自治体との協議が尽くされていない○住民の安全対策の計画が出来ていない等の問題点を指摘しています。またこれからのエネルギー対策について、○原発稼働ゼロを前提にしたエネルギー需給計画の見直しや今後のエネルギービジョンの政策的方向付けができていない○省エネ・節電の徹底とともに原発に依存しないエネルギー政策のコアになるべき再生可能エネルギー導入への取り組みが急務、などを指摘したうえで、大飯原発3、4号機の再稼働中止、原発に依存しないエネルギー政策・ビジョンのすみやかな確立を求めています。