いっせい宣伝 日本共産党は11日、近畿各府県の駅頭やバス停などで総選挙での躍進を訴えるいっせい宣伝を行いました。京都府では衆院の小選挙区予定候補者を先頭に府内全域で取り組みました。
 京都市右京区の西院駅前では吉田幸一・衆院京都4区予定候補と後援会のメンバーが消費税増税に頼らない、社会保障充実と財政危機打開の道を示した同党の「提言」の内容を簡潔にまとめたパンフレットを手に宣伝しました。
 吉田氏は、8日に国会で審議入りした消費税増税を柱にした「税と社会保障の一体改革」法案について、消費税増税で景気後退と暮らし・中小業者を破壊し、その上に社会保障は切り捨てられると強調。同党の「提言」を丁寧に説明し、無駄遣いや大企業・大金持ちに応分の負担を求めれば財源は確保できることを紹介しました。そして、原発再稼働、沖縄辺野古への新基地建設、TPPなどの野田政権がすすめる悪政の根本には、自公政権から続いてきたアメリカと財界言いなりの「2つのゆがみ」があることを指摘し、「ゆがみを正せば国民が主人公の新しい政治への展望が開かれる。総選挙で暴走する野田政権に審判を下そう」と訴えました。