踏切改善へ調査 JR嵯峨嵐山駅西側(京都市右京区)の車道踏切の安全対策のため、歩道拡張などの改善策を提案する住民団体は8日、市と一緒に現地視察し、同案の実施を要請しました。
 改善策を提案するのは「くるまみち踏み切りの改善を望む会」。踏切内にあるJR用地を使い○歩行者用待機場所を設置し、歩道を拡幅○線路の北側に歩道の新設―するプランです。
 同会の阿津川政文さんら7人が参加し、踏み切りの現状について「車道・歩道も幅がせまく、車、バイク、自転車がひしめきあい、その脇を歩行者が恐る恐る渡っている」と危険性を訴え、改善策を市に説明しました。
 同行した建設局土木管理部の徳田達弥・調整管理課長らは、「現場を見て、歩道の東側拡張は可能かもしれないと思った。安全確保に有効なのかなど、JRと一緒に協議して、改めて回答したい」と話しました。
 日本共産党の岩橋ちよみ市議が参加しました。