戦争と平和を語る会 宇治市の「みむろ九条の会」は6日、「戦争と平和を語る会」を三室戸北集会所で開き、34度を超える猛暑の昼下がりにもかかわらず、31人が参加しました。
 劣化ウラン弾による子どもの被害を伝える西谷文和さん(イラクの子どもを救う会代表)のDVDを上映。「戦争しか知らない子どもたち」のフレーズが、深い悲しみを表していました。
 次に明星町在住の山崎彰さん(元同志社高校校長)が「教育の怖さ、そしてすばらしさ」と題して講演。小学生の時の富山空襲(1945年8月2日)の体験とともに、戦前の戦争や天皇礼賛の教科書の資料などで教育の実態を紹介。戦場に教え子を送り出したことの痛恨の思いをしたためた教師の詩を朗読。「真実を子どもたちに伝えることが教育のすばらしさだ」との訴えに参加者がうなずいていました。(渡辺俊三)