被災地支援ボランティア 東日本大震災被災地の支援のため、民青同盟京都府委員会は2日から6日まで、青年・学生13人で岩手県陸前高田市を訪問、海岸線のがれきの撤去、民家、リンゴ園の清掃などボランティアに励みました。支援ボランティアは4月(19~21日、宮城県石巻市)に続いて2回目。13人のボランティア活動の様子を、参加者がレポートします。

日本共産党伏見地区委員会青年学生対策部長・山根智史さん(30)

 4月のいっせい地方選で、私は候補者の1人として、この京都で命・くらしを守るために、「国保料引き下げ」「子どもの医療費無料化」など、日常的に医療・福祉に力を入れる自治体を作ること、耐震化と合わせ雇用対策・経済活性を行うために「住宅リフォーム助成制度」を作ることなどを訴えてきました。合わせて「コミュニティバス実現」や「児童館設置」など、行政が住民の声を出発点に働いてこそ、地域のコミュニティ強化や災害に強いまちづくりにつながる、ということも訴えてきました。
 今回青年ボランティアで現地に入り、その重要性をあらためて感じています。例えば、現地ではたくさんの介護施設やスタッフが流され人手が足りない。そんな中、東京の介護施設で働く青年は、お年寄りの入浴介助を手伝いとても喜ばれていました。住民のそばに医療・福祉のプロがいることが本当に大切です。建物も橋もすべて流され、がれきがいたるところに残り重機も入れない。そういう下で、建設業で働くみなさんの力も必要とされています。地域の建設業者のみなさんが元気に働けるまちを作ることは、防災問題にも直結すると感じました。…(詳しくは、週刊しんぶん「京都民報」5月15日付に掲載)