朱雀高校卒業生募金活動 1日に京都府立朱雀高校を卒業したばかりの元高校生らが15日から、JR二条駅前(京都市中京区)で東日本大震災の「マラソン救援募金活動」を訴え始めました。
 募金活動は、西川雄介くん=仮名=(18)が友人らに「何とか被災者の力になりたい」と呼びかけ、その後、mixi(ミクシィ)で募金活動をつづり、それを見た友人らがさらに集まりました。2日目の16日はみぞれまじりの雪の中、30人が募金協力を呼びかけました。
 ビニールにつつんだダンボールに「被災者の方へ 募金に協力を!」と大書したプラカードを掲げ、元高校生らは「募金をお願いします」と訴えました。60歳の男性は、「ニュースで見ていて悲惨です。現地の人を応援したいし、こうしてがんばっている若い人らも応援したい」と話していました。
 西川さんは、「卒業してからニュースで見ていて『何かしなければ』と思っていました。友だちがこんなに来てくれてよかった。3月27日まで、この場所で毎日12時間募金を訴えます。協力お願いします」と話しています。
 15日は午前9時から午後9時まで12時間行い、66万円超が寄せられました。