京都ジャーナリスト9条の会は15日午後3時から、京都市上京区のKBS京都放送の会議室で、京都シベリア抑留死亡者遺族の会会長の亀井励さん(元京都新聞編集局次長)を講師に迎えて「ロシアは今何を考える、シベリアの旅から戻って」と題する学習講演会を開きます。
 亀井さん(75)は、子どもたちにシベリア抑留の真実を伝えようと自ら文章を書き、漫画家の故木川かえるさんが絵を書いた絵本『シベリア抑留って?』(かもがわ出版)を2000年に出版。昨年9月には、亀井さんら4人がロシアのクラスノヤルスクを訪れ、シベリア抑留をテーマにした絵本の原画展を現地で開きました。
 学習講演会では、亀井さんが絵画原画展の様子などをはじめ、今回の旅で見たロシアの実情を語ります。講演会の後には午後6時から懇親会を開きます。問い合わせ・連絡先はKBS労組TEL075・451・4468(古住)または隅井孝雄さんTEL075・213・2451。