真鍋宗平町長 乙訓郡大山崎町の真鍋宗平町長(68)は18日、同町のふるさとセンターで記者会見し、任期満了に伴い10月12日に告示される同町長選に、再選をめざして立候補すると表明しました。
 真鍋氏は、「4年前に住民の付託を受け、財政再建や水道料引き下げのたたかいなど、住民のくらしを支える町政に転換してきた。はじまった変化をさらに前へ進めるため、2期目に挑戦したい」と決意を表明しました。
 4年間の実績・成果と政策について真鍋氏は、4年前には17万円しかなかった町の財政調整基金が6000万円を超えるなど、住民サービスの切り捨てを行わずに財政再建を行ってきたことを紹介。また、高い水道料金を引き下げるため、京都府から押し付けられた過大な府営水の受水量削減を求めて裁判などでたたかってきた経過を述べ、「高い水道料金になった原因は、保守町政時代に過大な水量を引き受けたことによるもの。こうした『引き受け体質』に逆戻りを許さず、水道料金引き下げにむけて力を尽くしたい」と語りました。
 任期中に町営保育所3園の維持や中学校の再建、阪急駅舎のバリアフリー化、学校施設の耐震化などの福祉・子育て施策を実現・前進させてきたことを紹介。「さまざまな話し合いや工夫を集め、自治の力を強めながら、いつまでも豊かな人のつながりを大切にするまちづくりをしていきたい」と述べました。