20130916-04.jpg 数十年に一度という大災害に出される大雨特別警報が大型台風18号襲来で京都府・滋賀県・福井県に発令されました。京都府下で由良川、桂川、園部川、宇治川や鴨川は豪雨で濁流となりました。京都市内では右京・西京・南区と伏見区に10万世帯268445人に避難指示も発令されました。中でも桂川渡月橋や下流の鴨川と桂川が合流する伏見区横大路では氾濫し道路や民家、旅館などが濁流にあらわれ大きな被害が発生しました(写真)。また伏見区の西南部などでは、各所で道路の下水道マンホールや側溝から水が溢れ出して道路などが冠水して通行止めなどにもなりました。
 伏見区下鳥羽での浸水した地元の人たちは「10年ほど前にも流域はものすごかったけど、今日のは比べ物にならないほどきつかったし、まさかこんなことになるとは」と口々に訴えていました。
 桂川は渡月橋界隈の名勝地も河川敷グランドもサイクリングや釣り場、そして、八幡市の合流地点までの広大な河川敷の畑や農園も全て濁流にのまれてしまいました。