京都市議会2月定例会は19日、最終本会議を行い、10年度一般会計予算案など93議案を可決しました。日本共産党は、一般会計予算案や国民健康保険料の値上げを押し付ける国保特別会計など37議案に反対し、西村善美議員が反対討論に立ちました。
 西村善美議員は「市長は『市民の命と暮らし、安全・安心を支えるトライ予算』と述べているが、5億3200万円もの国民健康保険料引き上げで、市民の暮らしの不安を一層拡大している」と厳しく批判しました。その上で、「市民には負担を押し付けながら、50億円もの高速道路・斜久世橋区間建設費など無駄な大規模事業は聖域扱いだ」と指摘。また、梅小路公園の水族館建設計画など市長の強引な市政運営を改めるべきだと述べました。