乙訓郡大山崎町の真鍋宗平町長は12日、町役場で会見し、10年度当初予算案を発表しました。この中で、子育て支援施策として、子どもの医療費無料化の対象年齢を入院・通院ともに中学校卒業まで拡充することを盛り込みました。同予算案が可決されれば今年4月から実施されます。
 同町の医療費無料化は、これまで入院は小学校卒業まで、通院は就学前まででした。会見で真鍋町長は、「子育て世帯を取り巻く環境が急激に困難になる下で、医療費助成の対象拡大を求める要望は多く寄せられていました。子育て世代に対する支援を中心に、住民生活の下支えに積極的に取り組む予算としました」とのべました。拡充にかかる予算額は1338万円を計上しています。
 予算規模は、一般会計総額48億800万円(前年度比17.9%減)。15日開会の同町議会に提案されます(会期は3月23日まで)