女性が安心して働ける社会をめざそうと「第50回はたらく女性の京都集会」(同実行委員会主催)が11日、京都市南区の京都テルサで開かれ、女性の人権が守られ、誰もが安心して働けるルールづくりをめざすとするアピールが採択されました。220人が参加しました。
 全体会で小寺美智子委員長は、「女性の権利が守られ、男女とも人間らしく働ける社会をつくるために連帯しよう」と呼びかけました。
 コメディアンの松元ヒロさんが、1人芝居「ボクハ憲法くん、もっと働きたい」を演じ、「憲法は、人間なら60歳代。まだまだ現役。もっと日本のために働きたい。どうか憲法をもっと知って、考えて」と訴えました。
 激励に駆けつけた門ゆうすけ府知事候補は、「親の介護や子どもを保育園に預けることができずに働きたくても働けない女性がいます。介護施設や保育園など福祉施設の増設めざしてともにがんばろう」と訴えました。
 全体会後は、「はたらく女性のためのメンタルハウス」や「何でも労働相談」など6つの分科会が行われました。