門ゆうすけ 「門さんってどんな人?」「今の京都府政ってどうなん?何が問題なん?」「知事選で、生活とか雇用、働き方って変わるんかなー?」──などの疑問を門ゆうすけさんに直接ぶつける青年フリートーキングの集いが2日夜、伏見区で開催されました。主催は「民主府政をつくる青年の会─〈伏見プロジェクト〉」。門さんを迎えて26人の青年が参加しました。
 参加した非正規労動者の青年が厳しい労働条件や賃金などの実情をのべ、疑問、解決策などを門さんに質問しました。門さんは「同じ仕事しているのに(賃金は)半分、都合のいいようにバッサリと派遣切りされるなど、国の派遣法、労働法など根本的なところが整備されていないのではないか。企業は収益はあげられるが、長い目でみたら企業そのものや社会そのものが沈没してしまうと思う」と指摘。緊急に雇用を確保するために「住宅補助制度、耐震補助制度などを作ってはどうか。京都北部にある与謝野町などは成功している例です。仕事確保にもなり、災害も防げる。二つ目は公契約条例をつくること。公共事業の質を高め、同時に例えば時給1000円を現場で働く人たちに最低賃金として保障すれば、働く人たち全体の底上げができると思う」と具体的な例をあげての説明に青年たちも納得した様子でした。
 高額な授業料や利子付き奨学金制度など切実な質問も出されました。門さんは「世界で一番学力が高いのはフィンランドですね。だいたい先進国では医療と大学までの授業料は無料が基本です」とリーフを示して政策学習も。参加者からは「そんなリーフは会社や従業員にも配ってほしい。みんな知らないんだから」という意見もだされ、活発に質疑応答が行われました。
 〈伏見プロジェクト〉事務局から「門さんを絶対知事にしよう」との決意と若者に向けた宣伝行動、2.19府民大集合などへの参加の呼びかけが行われました。(仲野良典)