日本民主青年同盟京都府委員会は10日、京都市内で第57回府代表者会議を開き、青年の願いを実現するための“居場所”として民青同盟の力を発揮することなどを掲げた決議を採択しました。
 長谷川幹委員長は、日本の異常な高学費と「派遣切り」は、国の教育費の公的負担の低さや企業の雇用責任放棄などが元凶で、これらによって青年は生きづらさを感じていると指摘。「民青同盟では仲間たちと社会問題を学び合い、悩みを抱える若者が何でも話せる居場所を作ってきました。これからも若者が未来に展望を持てる社会実現のために運動していこう」と呼びかけました。
 日本共産党の成宮まり子参院京都選挙区候補と門ゆうすけ京都府知事候補があいさつし、「異常な高学費や深刻な雇用問題の心配をなくすために一緒に政治を動かしましょう」、「若者の要求実現の居場所となっている民青同盟の存在意義に確信を持って力を発揮してください」とそれぞれ呼びかけました。
 
 代表者会議では加藤伸太朗委員長、中川葵副委員長(いずれも新任)を選出しました。