龍谷大学まちづくりシンポ 景観やまちづくりの議論に学生が参加しようと、龍谷大学の学生らによるシンポジウム「21世紀の景観とまちづくり in 京都~国立から鞆の浦、そして『みらい』へ~」が9日、京都市伏見区の同大学深草学舎で開催され、学生や市民ら140人が参加しました。
 主催は、龍大法学部の学生13人でつくる「みらいの環境を支える龍谷プロジェクト」(通称、みらプロ)。この日にむけて、「みらプロ」では、鞆の浦や国立市の現地調査、京都市の景観政策の学習などを積み重ねてきました。
 「景観・まちづくりと学生の役割」と題したプレシンポジウムには、同大のほか立命館大や神戸大などの関西の6大学の報告を行い、まちづくりに果たす学生の役割について討論しました。
 「景観訴訟とまちづくり」をテーマに報告を行った「みらプロ」の松木慧さんは、「従来の国、地方自治体が主導のまちづくりから、市民から出発した住民自治によるまちづくりが必要だ。景観を守るために学生に何ができるのか、参加者といっしょに考えていきたい」と訴えました。
 港湾への架橋計画差し止めを勝ち取った、広島県福山市の「鞆(とも)の浦訴訟」やマンション高層部分の撤去を求めた、東京都の「国立マンション訴訟」の原告の講演をはじめ、パネル討論が行われました。
 「みらプロ」では、シンポジウムで出された意見を参考にしながら、後日提言にまとめ、国や京都市に提出する計画です。
 「みらプロ」の峯本香穂美さんは、「学生だけでなく市民のみなさんの色んな議論を受け、学生がまちづくりで発信できればうれしい」と話しています。