20091207-05.jpg 来春の知事選挙で門ゆうすけさん勝利を目指す「府民本位の新しい民主府政をつくる会」は6日、福知山市の三段池公園総合体育館サブアリーナで「ふるさと再生 北部集会」を開き、700人が参加しました。日本共産党の井上哲士参院議員が応援に駆けつけ、綾部市長選に立候補を表明した同党の渡辺洋子綾部市議が決意を表明、住民の暮らしを守り、府北部を再生する政治の実現を誓い合いました。
 門さんは、91年から綾部市で医師として6年間過ごした思い出を語り、「府北部は医療崩壊はじめ、業者や農業などたくさんの問題が生まれています。ひと・いのちが大切にされる府政を実現したい」と決意を表明。府北部の医療問題については、「広大な地域の中で医師数が少ない。行政が中心になり、医師会や民間病院とともに医療体制を整えなければ医療崩壊を防ぐことはできない」と訴えました。また、福祉や農業、業者支援策などの政策を述べました。
 井上参院議員は、臨時国会で生活保護の母子加算が復活されるなど「国民が動けば、政治を動かせる情勢」と指摘。一方で、民主党政権が後期高齢者医療制度の廃止を先送りし、沖縄の米軍普天間基地移設問題で迷走していることを批判。「草の根からの要求運動をもっと大きく広げ、政治を動かそう。地方政治では、まだ多くがオール与党の古い政治体制のまま。門知事実現で、住民のための新しい政治を切り開こうではありませんか」と訴えました。
 渡辺綾部市議は、10月に「民主市政の会」が行った市民アンケートで、「国保料や介護保険料を引き下げてほしい」「水道料金が高すぎる」「職を失って生きていけない」などの声が上っていることを紹介し、「20年間市議として市民の声を行政に届けてきました。国保料や水道料の値下げ、子どもの医療費無料化の拡充などを実現させたい。市民の暮らしを守るためにも、私が市長選挙で勝利し、その力で知事選挙も勝利しよう」と呼びかけました。
 集会では、綾部時代の門さんを知る人らがエピソードを語り、農業、機械金属加工業者、建築業者、医療従事者らがそれぞれの要求を出し合い、門知事実現を訴えました。