府営水道問題 日本共産党の府会議員団と京田辺市議団は28日、同府議団が発表した「府営水道料金の値上げを抑え、府民の暮らしを守るための提案」について、京田辺市長に手渡し懇談しました。同党府議団の前窪義由紀府議、同市議団の塩貝建夫、井上薫、水野恭子の各議員が参加しました。
 京都府は現在、宇治系・木津系・乙訓系の3浄水統合と耐震対策の事業をすすめており、その費用負担や、水道料金体系の見直しが課題になり、「府営水道経営懇話会」に諮問しており、京田辺市長はその「懇話会」の一員でもあります。
 最初に前窪府議が、日本共産党の「提案」の三つのポイント(〈1〉3浄水統合、耐震対策は府一般会計で負担を、〈2〉過大な水需要予測を見直し、ムダな水利権放棄を、〈3〉市町への「カラ水」押しつけの見直し)を説明しました。
 京田辺市長は懇談の中で、「市民の負担をできるだけ軽くするために府にも要望はしていきたい。(「カラ水」について)余裕があってこそ災害など何かあった時に対応できる。ただその量がどれくらい必要か、という議論はある」と述べました。