希望するすべての高校生に就職の機会を保障することを求める緊急集会が、30日から北部と南部2会場で開かれます。主催は京都府立高等学校教職員組合と京都市立高等学校教職員組合。
 高校生の求人倍率は昨年度の1.31倍から今年0.71倍(全国平均)に半減し、京都府でも0.99倍と落ちこんでいます。「受験するところがあるだけでも幸せ」「一人の求人に同じ学校から数人が受験する」など、就職希望の高校生や父母、教職員から不安の声が上がっています。また10月16日から始まった今年度就職試験では、不採用生徒が続出しています。
 集会はこうした高校生の就職状況の改善する対策を考えることがねらい。内容は、高校・障害児学校高等部各校の就職状況や就職活動経験、不採用生徒の現状と支援策などのアイデアを、参加者全員で交流します。またハローワーク職員も参加し、就職状況の見通しなどを特別発言します。
 参加対象は、高校・障害児学校高等部就職担当教員や3年生担任教員、その他教員、就職希望生徒、保護者、その他高校生就職の関係者。

 北部=10月30日、18時半~福天教育会館(福知山市、TEL0773・22・2134)。
 南部=11月5日18時半~、京都教育文化センター(京都市左京区)301号室、7日17時半~、同203号室。
 問い合わせ先は、TEL075・751・1645(府高)、TEL075・771・1328(市高)。