創立10周年を迎えた京都労働相談センターは7日、京都市中京区で総会を開き、相談活動の発展へ学習会を開くなどの方針を確認しました。
 あいさつに立った森田しのぶ委員長は、「自公政権が誕生した10年前に設立され、人間らしく働くルールが奪われる中で相談に対応してきた。民主党政権が生まれたもとで、雇用のルールを勝ちとっていこう」と訴えました。
 京都総評の岩橋祐治議長が来賓あいさつし、「歴史的な巨悪である自公政権を打ち倒した。民主党政権が生まれたが、財界中心路線という弱点を持っている。春闘を中心に、失業者の保障、有効雇用をつくるたたかいをしよう。新しい情勢にふさわしいたたかいに挑戦しよう」と呼びかけました。
 総会では、解雇・退職強要の相談が昨年より倍以上増えていることやメールによる相談が増えていることが報告され、各地区労・地労協と相談学習会を開催するなどして連携していくことが確認されました。
 総会で選出された役員は次の通りです。
 ▽運営委員長=森田しのぶ▽副運営委員長=佐々木眞成、梶川憲、小澤正嗣▽事務局長=馬場隆雄(全て再任)。