網の目平和行進 伏見区中書島の伏見港公園から京都市役所まで約15キロの道のりを延べ約160人の参加者が平和行進しました。「核兵器と戦争のない世界のために、いっしょに歩きましょう!」の呼びかけに伏見港公園には核廃絶と世界平和を求める人々が約120人集まりました。
 出発に先立って原水協伏見代表の井川定雄さんがあいさつし、「チェコ・プラハでのオバマアメリカ大統領が核廃絶の宣言と行動提起をしましたが、これに対し日本共産党委員長の志位和夫さんがさっそく共感の手紙を送り、大統領から公式の返答が届いたことは画期的。世界に大きな変化を起こすと同時に私たちの平和運動に大きな励ましになっている。平和行進も平和の力を支えている一つ。確信をもって行進しましょう」と述べました。
 京建労主婦の会の若い女性は汗を拭いながら「戦争のない平和な世の中をつくるために自分の平和への認識を新たにしたい」と言います。また新婦人の参加者は「暑い中で参加させてもらっていますが、平和を守る行進はシンドイ中でやるのも意義があるし人に訴える力になるのでは」と笑顔で話します。日本共産党3区候補の石村かず子さんが激励し、墨染から東福寺まで元気いっぱい行進しました。
 行進は横断幕や色とりどりのノボリや旗などをもって賑やか。大手筋商店街では大勢の買い物客が演説を聞き、支援の拍手もありました。
 行進は、東大手筋から、御香宮、国道24号線を北進し、奈良街道(本町通)を通って藤の森神社、聖母女学院前から伏見稲荷大社前を通過し、東山区の東福寺で東山実行委員会とバトンタッチ。東大路から博物館、八坂神社から市役所まで行進しました。今年も伏見港公園から市役所までの全コース通しの参加者も最後まで元気に行進しました。(仲野良典)