右京暮らしの何でも相談会実行委員会は8日、右京区の国保課長と「国民健康保険の資格証明書発行問題」で懇談を行い、30人が参加しました。
 
 事前に「資格証明書の発行は直ちに中止を」など4項目の申し入れを準備し、回答を求めたところ、「保険料の負担は制度の根幹であり、まじめに払っていただいている方と払っていない方を同じ扱いにするのは不公平。法令に基づき資格証の発行はやむをえない」と返答がありました。
 懇談では「病気など特別な事情があれば保険証を交付できる」との閣議決定(1月20日)があるとして、速やかな国保証の対応を求めました。これに対し保険課長は「現に医療を受ける必要性があるということだけで保険証の発行はしない」とのべました。
 参加者からは「払えるのに払わず、我慢して重症化し、死亡するとでも考えているのか」「閣議決定は支払いが困難との申し出があれば短期証を交付するのではないか」など怒りの声が次々と上がりました。「本当に頭にきた。もう政治を変えるしかない」の声も聞かれました。(山田耕司)