今年3月に結成された「京都ジャーナリスト9条の会」は21日、京都市上京区で初めての例会を行いました。元朝日新聞の落合健二世話人が「女子大生から見た、憲法と新聞」と題し、京都女子大学で講師をしている経験から若者が憲法についてどう考えているのかを話しました。
 落合氏は学生からのアンケート結果を示して、「学生のメディアとの接触が新聞からテレビやインターネットに変わってきている」と指摘。また、学生の憲法9条への見方について、購読している新聞の社説に影響され、それと同意見になっているとして、「若者に戦争の真実と憲法9条の役割を示していくことが必要」と呼びかけました。
 講演を受けて、参加者が憲法論議とメディアの役割について意見交換。同志社大学の学生から戦争に対するメディアの役割について質問などが出ました。