20090513-01.jpg 5月中旬から6月上旬頃まで、京都府立植物園のバラ園庭にある250~300品種のバラ約2000株が見ごろになっています。モナリザ、ラビアンローズ、テキーラなど素敵な名前のヨーロッパの豪華な品種。日本(京都)コーナーでは改良された深紅の鞍馬、かがやき、八坂、ピンクの桃山、京極、大原女、鮮黄の金閣、宇多野、光華、紫の嵯峨野、嵐山、緋衣、オレンジの高雄、錦絵、万葉、真白の加茂、夕霧、胡弓と万華鏡のような華やかさです。3メートルほどの高棚に仕立てたドイツ作出の真っ赤なシンパシー、白のシュネーヴィッチェンの小さな花も可憐。
 初夏を思わせる天日の好天気に訪れる人も多く、絵を描く人、カメラに納める人、花枝を寄せてそっと香りを嗅ぐ人、日陰のベンチでのんびりと眺める人様々。「ほんと、キレイ!」や「この黄色なんともソフトな花びら、幾重にもなってる」と感動の声が聞こえます。園の話では「これからの天候にもよりますが、5月中旬から6月上旬頃までが一番の見ごろです」とのことです。(仲野良典)