民青同盟京都府委員会(長谷川幹委員長)は19日、京都市下京区のキャンパスプラザ京都で新入大学生歓迎企画を行い、約60人が参加しました。
 反貧困ネットワーク代表の宇都宮健児弁護士と首都圏青年ユニオンの河添誠氏が「派遣村から考える新しい社会と私たちの生き方」と題して対談しました。
 宇都宮氏は派遣村は貧困をなくそうと集まった小さな団体がネットワークをつくり政治に働きかけ、貧困問題を目の見える形にしたとのべ、「解雇されホームレスになった人たちに生活保護だけでなく、失業保険や職業訓練などのセーフティーネットをさらに張り巡らせる必要がある」と話しました。
 川添氏は「派遣切りは企業の犯罪行為。違法な解雇など企業の横暴な行為を野放しにしてきた政府に責任がある」と批判しました。