日本共産党の小池晃政策委員長(参院議員)は19日、京都市伏見区の板橋小学校と右京区西京極小学校で演説会を行いました。
板橋小学校では、会場いっぱい立ち見も出る700人の聴衆を前に、小池氏は「自公政治の規制緩和・『構造改革』路線によって、大企業は派遣労働者を紙切れのように切り捨てるようになった。それへの反省もなく、いまだに大企業を応援し続けようとしている」と批判しました。
 また民主党についても、「経団連と懇談し、法人税のさらなる引き下げを約束するなどしている党に、大企業の社会的責任を追及できない」と指摘しました。
 小池氏は「大企業に雇用を守る責任を果たさせ、国民の暮らしを守る政治に変えるため、今度の総選挙で日本共産党を躍進させてほしい」と訴えました。
 石村かず子衆院3区候補は、「政党助成金をやめてその税金を福祉にまわせば、若者から高齢者まで多くの人の生活を守ることができる。国民の暮らしを守る政治を実現しよう」と呼びかけました。
 演説会では、「反貧困青年学生ボランティア」に参加する若者(向島在住)や、向日市に住む青年らが苦しい生活実態を発言しました。