京都大学大学院の岡田知弘教授を招いての「民主府政の会」学習会が9日、京都市中京区で開かれ、岡田氏は「経済危機と自治体の役割」と題して講演しました。
 80人の参加者を前に岡田氏は、現在の経済危機が「100年に一度」というような、「天災」が原因という論調を批判。グローバル化とそれを推進した政治が原因とのべました。
 また経済危機にたいし地方自治体は、「地元企業に雇用や環境保全などの責任を果たすとともに、主権者である住民とともに地域づくりに取り組むことが大切」と強調しました。
 
 民主府政の会代表委員の岩橋祐治・京都総評議長はあいさつで、「府民の生活を守るために、理論的確信をもって知事選挙勝利しよう」と呼びかけました。
 
 日本共産党の光永敦彦議員が、2009年度京都府予算の報告を行いました。