左京のつどい 「笑って 歌って 憲法9条 左京のつどい」が29日、左京区の教育文化センターで行われました。同区内で運動をしている「9条の会」が交流を広げようと昨年秋から準備してきたもので、14の「会」で実行委員会を結成。130人を超える人たちが参加しました。
 つどいでは、福山和人実行委員長(修学院9条の会・弁護士)が、区内の会が一緒になって「楽しく意義あるイベント」にしようと訴え、今後も『各会』や多くの皆さんと憲法9条をまもる運動をすすめていきましょう」とあいさつ。三線演奏や「マジック」の余興とともに、漫談家で元漫才コンビ「ダックスープ」の「ナオユキ」さんが、「憲法のすみずみに憲法の花を」と題して「憲法漫談」を披露。憲法9条が改悪されればどんな世の中になるかなど、ギャグと風刺で痛烈に批判し、「9条を変えて人殺しに命をかけるのでなく、憲法をまもるたたかいにこそ命をかけましょう」と呼びかけ、会場を大いに沸かせました。
 各会から活動報告と交流が行われ、「25人の呼びかけでスタートし、4年で呼びかけ人は62人、賛同者は230人に広がった」(修学院)、「結成以来、毎月全戸署名に取り組み、あと200軒ほどで完了」(岩倉北)、「地域の5カ寺とも協力共同して、これまで11回の集会や学習会を開催。4月29日には3回目のバスツアーも計画」(静市)、などの報告がされました。
 最後に、アコーディオンの伴奏に合わせて、参加者全員がうたごえで楽しんだあと、主催者から『あたらしい憲法のはなし』が朗読され、「誰もが理解できる憲法の役割がゆがめられようとしている。ソマリアやアフガンなどの武力行使を許さないためにも、今回の取り組みの意義を広げていきましょう」と行動提起されました。(中森武司)