「生活危機突破・年金引き上げ」を掲げて年金者組合が19日、全国統一行動を行いました。京都ではラボールのホールに約200人が集会し、四条大宮の社会保険庁までパレードし、申し入れと懇談をしました。
 集会挨拶で今井康雄京都府本部委員長は「小麦粉、パンなど食料品、灯油など諸物価は相次ぐ値上げ、国保料も上げられてもうやりくりも限界。やはり年金改善は私たちの願い。せめて3%引き上げ、無年金者や低年金者に8万円の生活支援金を支給して欲しい」と述べるとともに春闘最中、労働者と一緒に諸要求を実現したいと決意を表明しました。
 来賓には京都府職労の山口祐二副委員長、京都総評の岩橋祐治議長、高齢者運動連絡会の岡本康代表や日本共産党の成宮まり子府国政対策委員長が激励の挨拶。成宮さんは、若者が今派遣切りや期間止めなどひどい状況の中で、京都駅に寝泊りする若者や高齢者の支援活動を紹介。「日本共産党はこれらの人たちの支援活動とともにおかしな政治を変える闘いを年金者組合のみなさんと共に全力で進めたい」と激励しました。
 集会では下京支部代表からは、市議会補欠選挙の意義と棄権防止を訴え。集会後は横断幕や幟、旗などを掲げて四条通りを大宮まで元気いっぱいのシュプレヒコールでパレードしました。(仲野良典)