日本共産党丹後地区委員会は21日、京丹後市の久美浜町農業センターで「農業の未来を語り合う・講演と懇談会」を行い、約60人が参加しました。
 懇談会では、日本共産党の有坂哲夫農漁民局長が昨年同党が発表した「農業再生プラン」とその後の全国的な国民の運動の変化、農業の現状と課題について資料をもとに詳しく解説。「国民の願いと一致する再生プラン」に確信をもって国民の知恵と力で議論するところから始まる。同時に日本共産党が躍進すれば政治は変わるし農政も大きく変化する」と総選挙での日本共産党の躍進を訴えました。
 参加者からは、自民・公明の悪政で農業がないがしろにされている実状が話され、「農業は課題は多いが地域の再生のために議論を広げて生きたい」などの感想が寄せられました。
 同地区委員会は、懇談会にむけ京丹後の農業委員会会長や農業委員を訪問。「丹後の農業は特色がない」「後継者をどう育てるか」「米や農業で食える状況をつくってほしい」「都会から丹後に帰ってこれる地域づくりをする」などの活発な意見が寄せられていました。
 なお、有坂哲夫農漁民局長を迎えた懇談会は、22日には綾部市、夜久野町でも取り組まれました。(荒田)