西賀茂・大宮「九条の会」は22日、北区西賀茂会館で結成4周年記念のつどいを開き、55人が参加しました。
 講師の中村和雄弁護士は、自ら参加し相談を担当した「派遣村」の体験から「貧困と人権」の差し迫った課題、「派遣村」の活動が政治、行政、社会を動かした力、その要請に応えざるを得なかった事態をリアルに報告。中村氏は「そこには平和憲法9条、25条などの光がある、憲法を守ることが暮らしを守ることだ」と強調。対決点がはっきりしていると語り、参加者に感銘を与えました。
 「つどい」では、戦争体験と障害者の立場、子どもを育む母親の立場、平和のためにたたかっている青年の立場などから参加者が発言交流し、フィナーレは保育園グループによる訴えと力強いパフォーマンスで幕を閉じました。(S)