大阪市内で開かれた「全国水産加工たべもの展」(大阪府水産加工食品組合連合会主催)で16日、舞鶴市内の業者が製造した、かまぼことちくわが、それぞれ大阪府知事賞に選ばれました。
 受賞したのは、嶋七(同市北田辺)の「御蒲鉾(おんかまぼこ)(紅白)」と丸海食品(同市魚屋)の「鯵(あじ)入り竹チクワ3本入り」。全国的に原料は、冷凍すり身が主流になるなか、地元で取れるアジを骨ごとミンチにして使うなど地産地消にこだわった商品です。
 昨年、舞鶴市では地元のかまぼこの良さを見直し、消費拡大を通じて地域経済振興に役立てようと同市職員、市民、今回受賞した製造業者らが、「行け行け!かまぼこ調査隊」を結成。9月には、「かまぼこフォーラム」を開催しました。
 同調査隊の長谷博司さんは、「全国的に評価された舞鶴のちくわとかまぼこ。おいしさが広まってくれれば」と話しています。