日本共産党京都市議団(山中渡団長、20人)と新日本スポーツ連盟京都府連盟は17日、京都市予算案の中で提案されたスポーツ施設利用料の値上げ問題などについて懇談しました。
 12日発表された予算案では、地域体育館の使用料が1時間1200円から1800円(土日の場合。平日は1500円)に、市有料公園のテニスコートは休日1時間1700円から1800円への値上げなどが提案されています。
 日本共産党の西野佐知子、冨樫豊両市議が、値上げが計画されている施設の内容と市民生活を苦しめる予算案の問題点を説明しました。
 テニス協議会の代表は、「年間20以上の大会を開いている。100円の値上げでも大変。1大会あたり10面はコートを借りるので、1日あたり1万円近くになり、負担は大きい。年間30万円ほどの負担になる。これでは来年の計画が立てられない。値上げはやめてほしい」と訴えました。
 参加者からは「京都市は今でも関西で一番料金が高いのに値上げするのか」、「体育館を600円も値上げするのは信じられない」と声が上がりました。 
 両市議は、「このままではスポーツ振興の抑制になりかねない。値上げを許さないために、みなさんの意見を市に伝え、市政を変えていきたい」と述べました。