「2008年京都民報『読者の文芸』年間賞」の表彰式と懇談会が31日、京都市左京区の京都教育文化センターで行われました。京都民報社の昼神猛文代表取締役・編集長が、祝辞をのべた後、受賞者に表彰状を手渡しました。また、川柳などの文芸作品を同社のニュースサイト「京都民報Web」で掲載する新企画の準備をしていることを紹介しました。
 選者らは、講評とともに「社会性、政治性のある作品が多く寄せられる。解雇、首切りなどの社会問題が作品に反映されることを望む」「他人の作品を読むことも勉強」などと話しました。
 懇親会では、受賞者が作品の生まれた背景や今後の抱負などを語り合いました。Webサイトでの新企画については、「間口を広げる良い試みだと思う。若い人にも共感を持ってもらえる作品をつくりたいし、若者の参加を期待したい」などの発言がありました。