全京都建築労働組合は28日、京都市上京区の京都府庁前で、不況に苦しむ建設労働者のための仕事おこしや住宅改修助成制度の創設などを求め、座り込み行動を始めました。約150人が参加し、30日まで行う予定です。
 上着を何枚も重ね着した労働者たちが「建設労働者に仕事をよこせ」「生活できる賃金を」などと書かれた横断幕やのぼりを持ちながら座り込みました。
 京建労の北村喜義副委員長は、「3日間もの座り込み行動です。体に気をつけながら、要求を実現させるためにたたかいましょう」と訴えました。
 激励に駆けつけた日本共産党府議団(新井進団長、11人)を代表して、前窪義由紀府議が「寒い中、大変ご苦労様です。大企業本位でなく、建築労働者のための仕事おこしや住宅改修助成制度の実現に向けて、ともに力を合わせていきましょう」とあいさつしました。
 京都総評の岩橋祐治議長や京都府職労の森吉治委員長らがあいさつしました。