ニットアーティストの石井麻子さんが、京都市左京区岡崎のギャルリー・シュマンで「石井麻子のニットアート展」を開いています。
 来春30周年を迎えるオリジナルニットの店「メゾン・ド・アンジュ」の記念プレ・イベント展です。
 源氏物語千年紀にちなんで、2メートル四方の大きなタペストリーには、「六条院」の春・紫の上、夏・花散里、秋・中宮、冬・明石を表し、周囲を西陣の染屋で染めてもらった古代色の12色を用いてパッチワーク風のパーツを配しています。また、「源氏香絵巻」には、源氏香之図の記号を編みこみ、若紫や柏木、横笛などを表現しています。
 11月3日まで。開催時間は、午前11時~午後6時(最終日は午後5時)。ギャルリー・シュマンTEL075・751・6333。