法然院【１】Honen-in Temple

　椿で有名な法然院ですが、紅葉も初夏から晩秋まで楽しませてくれます。今はまだ青紅葉ですが、一部、葉の先端が色づいてきています。早朝から、カメラを手にした男性がチラホラ。光線を求めてシャッターチャンスを狙っていました。
　門を入って左に折れた石畳の両側に紅葉の並木があります。昼でもほの暗い参道。そこに光が射し込み、紅葉を照らすと、葉が透けて見えます。この時がマイフェバリットタイム！そして、茅葺きの山門を入ると、両側に白い盛り砂があります。水を表わす砂壇の間を通ることは、心身を清めて浄域に入ることを意味し、清らかな気持ちになります。
　講堂や本坊では、落語会やコンサート、展覧会が頻繁に開かれています。10月25日（土）17時からは、チェンバロのコンサートが開かれます。11月１日から７日までは一般公開されます。