未組織の若い労働者などが加盟し、労働運動を繰り広げている南地域個人加盟労働組合「ユニオン南の風」は10日、京都市南区の京都電気会館で定期総会を開き、09年度方針を確認しました。
 同労組の中西健二委員長が「多くの若者たちが苦しい労働条件のもと、『南の風』に入り、立ち上がっています。さらに運動をひろげ、ともにがんばっていきましょう」とあいさつ。
 藤本忠正事務局長が、食品スーパーフレスコで組合員の若者が労働組合を立ち上げてたたかっていることや、派遣会社と団体交渉した若者などのたたかいを紹介し、「若者を中心に会社と団体交渉するなどしてたたかってきました。さらに組織を大きくし、楽しいユニオン、たたかうユニオンとして活動していきましょう」と訴えました。学習や宣伝、組織拡大などの目標を掲げた09年度方針を確認しました。