ハイクファミリーの9月例会(第318回)が7日行われ、27人が井ノ口山と鍋谷山へ登った。
 この山行は2年続けて晴に振られた。3度目の正直の言葉通り、このところの不安定な天候をかいくぐり催行できた。前日の天気予報を聞き、ヤッターと腕を折り曲げたものだ。
 総勢で原地中の町バス停より歩き始める。ナベ谷峠P639を過ぎ、井ノ口山への稜線へと向かう。ここからは伏条台杉(推定400から500年)を散見しながら歩く。時には根元を通り過ぎ、稜線下巨木を見ながら進む。立派なものだ。こいつは凄い。ここに生え続けているその生き様に感慨を憶える。井ノ口山は変な山。稜線から4、5分下ったところに三角点がある。それもまた良し、と言うよりは、それだからこそ行ってみたいという気にさせたのか。
 鍋谷山はトドの詰まり、その先は自然環境保全地区。どこのどなたが決めたのか林道○×線を造り始め、中止にし、人は勝手に入るなと決めたからこそ、ここに来た。
 予定通り4時14分のバスにて帰る。(酔々亭・山本のぶを)