日本中国友好協会京都府連合会は7月27日、嵐山中ノ島公園内の日中不再戦碑前で「日中不再戦碑建立40周年記念のつどい」を行い、約30人が参加しました。
 日本ユーラシア協会京都府連合会の長砂實(ながすなみのる)会長が「周恩来の碑はよく知られており中国から観光に来られた人たちは必ず訪れるが、日中不再戦碑はあまり知られておらず、私たちの間でも知っている人は意外と少ない。今後更に宣伝し、嵐山に来た人たちが必ず訪れる場所にしたい」と話しました。
 碑は、日本の行った中国侵略の深い反省に基づき、盧溝橋事件30周年を記念し、翌年の1968年7月に日本中国友好協会京都府連合会によって建立されたもの。建立にあたっては、石碑の文字を揮毫(きごう)された清水寺の大西良慶貫主をはじめ、当時の蜷川虎三京都府知事、富井清京都市長ら多くの著名な方々が発起人になられました。そんなたくさんの方々の並々ならぬ決意と努力がしのばれます。(高橋昭夫)