夏の甲子園を目指す全国高校野球京都大会5日目、西京極球場(京都市右京区)の他、府内2会場で甲子園を目指す熱戦が繰り広げられています。
                            
 リポートの2回目は、今年4月に新1年生10人で硬式野球部を結成したばかりの京都文教高校(京都市左京区)に注目しました。
 太陽が丘球場(宇治市)で9日に行われた第2試合で、西城陽高校(城陽市)に36-0の5回コールドで敗れました。1年生のみのメンバーで臨んだナインは、ピッチャーを中心に守備位置を交代するなど助け合いながら戦いました。
 主将の櫻木威大くんは「1点取りたかった。高校野球は厳しいです。(大会に出場して)守備やバッティングなど勉強になりました。試合の経験を活かして練習し来年、再来年はもっと頑張りたい」と抱負を述べました。
 私は、メンバー10人が大きな怪我や病気なく試合を終えホッとしました。
 また、観客席には同中学・高校の保護者、教師、高校の全校生約800が応援に駆けつけ、吹奏楽部の演奏、バトントワリング部のチアリーディングを中心にエールを送りました。
 学校一丸となっての初出場に、「選手たちの身体もチームも、これからどんどん成長するよ。初出場頑張ったね。来年が楽しみ」と思いを馳せました。(A・Y)