日本共産党の志位和夫委員長と京都の青年・学生とのトーク集会が6日行われ、約80人が参加しました。「政治に無関心な若者とどう対話したらいい」「なぜ共産党は政権とれないの」など率直な質問に志位さんが答えました。
 同日、左京区のみやこ・めっせで行われた1区演説会終了後、参加した青年らを交えて開かれたもの。
 志位さんは、「政治や社会に関心ある若者が少ない。どう対話したらいいか」という質問には、「関心のあるなしにかかわらず、生活をしている以上政治との関係は必ず生まれます。派遣労働を追及した私の質問には多くの若者が注目しました。もっとじっくり話を聞いてみては」とアドバイスしました。
 また、「なんで共産党は政権とれないの」と質問した高校生には、「アメリカいいなり、大企業中心という2つの政治悪に正面から挑む共産党には相手側も抑え込もうと必死です。書記局長になって以来18年、楽な時期はありませんでした。しかし、資本主義の矛盾が広がる中で、マスメディアや財界からも注目が集まるなど変わり目に来ています。あなたが有権者になるころにはもっと議席を増やしたい」と答えました。
 最後に志位さんは、「分断や対立、反目がさまざまなところに持ち込まれている今、若者からお年寄りまでみんなが連帯して新しい政治をつくっていきたい」と訴えました。