祇園祭くじ取り式 祇園祭の各山鉾町代表者は2日、山鉾巡行の順番を決めるくじ取り式(京都市役所)後、八坂神社へ参拝し、1ヶ月間にわたる祭礼の無事を祈願しました。
 八坂神社の本殿で行われた儀式では祝詞が唱えられ、貞観11(869)年に全国で流行した疫病を鎮めるため、当時の国の数の鉾66本を立て神輿を送ったとされる祇園祭の成り立ちを述べ、祇園祭に携わる人びとの健康と、京の町に災いがないように祈りました。
 儀式の終わりに、八坂神社の宮司が「今年も山鉾巡行会が盛大に、つつがなくおこなわれますように」と挨拶しました。