第47回乙訓母親大会が28日、大山崎ふるさとセンターで開かれ、子どもを連れた若いお母さんや学童保育保護者連合会のお父さんら150人が集まりました。来賓として、府営水道問題で京都府を提訴している大山崎町の真鍋宗平町長も参加しました。
 大会では、保育現場や学童保育の現状のほか、年金者組合からは後期高齢者医療制度に対する怒りなど、子育て世代から高齢者まで広範な人が報告しました。
 乙訓在住で子育て真っ最中の古川美和弁護士が「手渡そう 子どもたちに、輝く憲法を」のテーマで講演。イラクでの生なましい戦場のスライドを上映しながら、悲惨な戦争を繰り返してはいけないと強調。そのためにも母親運動が、一人ぼっちのお母さんをなくそうと呼びかけていくことが大切だと語りました。
 参加した若いお母さんは「憲法の大切なことがわかり参加して良かった」、「聞くだけでなく憲法について語れるように努力したい」、「周りの人たちとつながり、できることからやっていくという考えに共鳴しました」などの感想を語っていました。(市田花子)