「なくせ貧困!乙訓・伏見 雇用問題シンポジウム~笑顔で働けてる~」が22日長岡京市内で行われ、130人が参加、青年の労働実態を交流し、非正規雇用の労働条件改善への展望を探りました。乙訓、伏見地域の日本共産党、民青同盟、地域ユニオンなどでつくる実行委員会が主催。
 冒頭、街頭で行ってきた青年雇用アンケートに「給料が2カ月払われていない」と答える20代や日雇い派遣で生計を立ててきた30代の告発などをビデオで紹介。
 松井桜子さんが、200人近いアンケートの結果から、20代の5割が非正規雇用で、非正規雇用の約7割が年収200万円以下であることなどを報告しました。
 参加者は、「歩合制で時給が最賃にも満たない。希望を持って働きたい」(20代女性)、「多くの青年が、労働者の権利を知らずに働いている。権利を学び、連帯してたたかうことが大事」(30代女性)と発言しました。
 松井さん、脇田滋龍谷大学教授、日本共産党の石村かず子衆院3区代表をパネリストに、パネルディスカッションが行われました。