「鮟鱇窟」水野恵氏講演 江戸期の御用印判司の流れを汲む「鮟鱇窟主」の水野恵氏が22日、「老荘・佛教と職人」と題して上京区の須佐命舎で講演し、約130人が聞き入りました。
水野氏は、老荘の考えを端的に表した「無為自然(むいじねん)」の意味を解説。「ことさらなことをしないで、自然であることが道に通じる」という思想が「一切皆空」という仏教の教えにも通じていると指摘し、自らの考えと非常に近いとのべました。
 また、千利休の「さび」の考え方や松尾芭蕉の生き方にも影響を与えたとの自説を紹介。「人間も動物も自然の一部。地球の皆が『無為自然』で互いに支えあえたら格差も戦争もない世の中になるはず」と力説しました。