大山崎町が申請した府営水道の受水量を大幅に上回る基本水量の決定は、知事の権限逸脱にあたるなどとして、同町が07、08の両年度の基本水量決定の取り消しを求めている裁判の第1回口頭弁論が26日午後2時、京都地裁第203号法定で開かれます。
 過剰な府営水の受水費負担によって赤字構造に陥っている水道事業の健全化を目指す大山崎町は、07、08の両年度の受水量を3407㌧で申請。協議による解決を求めてきましたが、府は7300㌧で水量決定を強行。同町は5月20日、府を提訴しています。
 府に基本水量の削減を求める運動に取り組んでいる住民団体「大山崎町の水を考える会」は傍聴を呼びかけています。傍聴席は44席。先着順。問い合わせは同「会」℡075・957・4887(池田)。