日本共産党京都府委員会と同党府議団、京都市議団は9日昼、憲法9条を守る「9の日宣伝」を京都市中京区の烏丸御池交差点一帯で行い、署名などを訴えました。
 渡辺和俊府委員長は、憲法9条があることで自衛隊を海外派兵する法律はできても武力行使を許していないとのべ、「『九条の会』は全国各地に広がっています。アメリカがどれだけ圧力をかけようとも、国民の力で9条を守ることは可能」と訴えました。成宮まり子京都国政委員長は、自民・民主が自衛隊派兵の恒久法を検討していることを批判し、「9条を持つ国だからこそできる国際貢献がある。子や孫の世代に9条を無傷で手渡すために力を合わせましょう」と呼びかけました。
 署名に協力した70代の女性は、「福岡空襲で親を亡くしました。戦争はもう2度と嫌です。自衛隊を海外に出したり、9条を変えようとすることに危機感を持ちます」と話していました。
 赤阪仁京都市議、山内佳子府議も参加し、訴えました。