福知山市長選挙が告示された8日、日本共産党の井上さとし参院議員は、大槻公一市長候補の応援に駆けつけ、「後期高齢者医療制度を廃止せよの声はこぞって大槻さんへ」と訴えました。
 井上議員は、同制度の廃止法案が参院で可決されたことを報告し、「国民の声と日本共産党のがんばりが政治を動かしている。年寄りいじめの制度は許さないの声を、大槻さんへの一票に託してください」と訴え。大槻候補が同制度の廃止を強く訴えるとともに、廃止までは市独自で年1万円の助成制度をつくることを公約しているのに対し、現職市長は「制度は必要」と明言。もう1人の候補は「廃止を求める」とは一言も言わないことを指摘しました。
 市幹部職員の汚職事件や「同和」特別扱いの問題では、「大槻さんは市議時代に勇気を持って追及してきた、ためされ済みの政治家だ」と強調。「ストップ利権政治」を掲げる元府教育次長が、利権政治に深いかかわりがある疑惑が濃厚で、野党4党が証人喚問を求めている久間章生元防衛庁長官の応援を受け、連名ポスターをはった(07年府議選)ことを紹介し、「どうしてこんな人の応援を受けて、利権政治をただせるのか」と厳しく批判しました。